浜松市中央区の歯科・歯医者をお探しなら

〒430-0852 静岡県浜松市中央区領家1-1-8(向宿町交差点を南へ1分)
駐車場9台完備

診療時間
9:00~12:30
14:00~18:30

休診日:日曜・祝日

ご予約・お問合せはこちらへ

053-461-3939

当院の歯周組織再生療法

※自費診療になります。

歯周組織再生療法とは?

浜松市中区の歯周組織再生療法

歯周病・歯槽膿漏によって失われた歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)を再生させる治療です。

歯周組織の再生を促す特殊な薬や人工の骨の使用、ご自身の骨を移植する方法など、さまざまな選択肢があります。歯周組織が再生されるメリットは以下のとおりです。

  • 歯茎の状態が安定し、腫れや出血が減少できる
  • 骨が再生されるため、歯の動揺が改善される
浜松市中区の歯周組織再生療法

歯周病の全ての方が再生療法が適応となるわけではありません。再生療法が適応となるのは、歯を支えている骨吸収の形態が垂直的な場合です。歯の周囲全て(360度)の骨が水平的に吸収された状態は適応となりません。歯周病の進行状況によって適切な治療法が異なるため、歯科医院でしっかりと診査・診断を受けることが大切です。

歯周病専門医による
治療を受けられる

浜松市中区の歯周組織再生療法

歯周病治療は、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を持つ院長が担当いたします。この資格は、学会に治療技術や知識、実績を認められた歯科医師だけが取得できるものです。

院長は、さまざまな症状に対応できる治療技術と知識を備えています。例えば、重症化した歯周病に対して、「再生療法」や「歯周外科治療」といった治療に対応が可能です。

症状の軽い方はもちろんのこと、「歯を抜くしかない」と言われるような重症の方でも治療が可能なケースがあります。歯科医院に通院していてもなかなか歯周病が改善しない方、症状が重い方も、ぜひご相談ください。

重度の歯周病にも対応できる
再生療法

浜松市中区の歯周組織再生療法

歯周病は、歯と歯茎の境目に付着したプラーク(歯垢)の中にいる歯周病菌によって、歯を支える歯茎やあごの骨が破壊されていく病気です。自覚症状が少ないまま進行するため、気づいたときには重症化してしまい、歯を抜かなければならない状況になりがちです。

このような重症化した歯周病の改善に有効なのが「歯周組織再生療法」です。これは歯を支えている歯周組織である歯茎やあごの骨を再生する治療で、進行した歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性があります。

当院では「リグロス」と「エムドゲイン」といった、歯の周りの組織を再生する薬剤を用いて再生療法を実施。どちらの薬剤を使用するかは、患者さまのお口の状態やご希望に応じて選択いただけます。

これらの薬剤にはそれぞれにメリットがありますが、すべての症状に適応できるわけではありません。詳しくはご相談ください。

リグロス(保険診療)とは?

リグロスは、やけどなどで失った皮膚の再生に用いられる薬剤と同じ成分でできており、歯科領域では、2016年から保険診療での使用が認可されました。

歯周組織再生療法では歯科用に濃度を調整した治療薬を使用し、歯周病が進行して破壊された歯周組織の再生を図ります。

 
リグロスの効果とメリット
浜松市中区の歯周組織再生療法

リグロスの主成分となるbFGFというタンパク質には、血管を新たに作り出す作用と、骨や筋肉といった細胞の増殖を促進する作用があります。

歯周病で破壊されたあごの骨などの組織に薬剤を直接塗布することで、歯を支える組織を再生。重度の歯周病でも抜歯を回避できる可能性を高められます。

また、この治療は保険診療で受けられます。

エムドゲイン(自費診療)とは?

エムドゲインは、スウェーデンで開発・製品化された治療薬です。歯周病で溶けてしまった歯槽骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる作用があります。

世界40か国以上(※)で使用実績があり、これを使った歯周組織再生療法は約20年(※)の歴史を持っています。日本では2002年に厚生労働省の認可を受けました。

エムドゲインの効果とメリット
浜松市中区の歯周組織再生療法

豚の歯胚組織から作られたタンパク質を主成分とし、歯周組織の再生を促して、歯茎を正常な状態に近づけていきます。

歯茎の状態が改善すれば適切なブラッシングがしやすくなり、プラークや歯石が付着しにくい状態に。それによって、歯周病の進行と再発のリスクを低減できます。

※2025年現在

2種類の骨移植が可能

浜松市中区の歯周組織再生療法

骨移植とは、歯周病が重症化して歯を支えるあごの骨が失われてしまった部位に、骨を移植して再生を促す治療法です。当院では、患者さま自身の骨を使用する「自家骨移植」と、人工的に作られた骨を使用する「人工骨移植」の2つの方法を採用しています。

自家骨移植とは

患者さま自身の骨を使用する治療法で、移植が必要な部位の近くのあごの骨などから移植用の骨を採取します。自分の骨を使用するため安全性があり、移植後も体に馴染みやすいのが特徴です。

ただし骨を採取する手術が必要ですので、お体への負担が大きく、採取できる骨の量に限界があります。

人工骨移植とは

人工的に作られた骨を使用する治療法です。お体への負担が小さく、多くの骨が必要な手術でも対応しやすい利点があります。

なお、どちらの骨移植も、すべての症状に適するわけではありません。詳しい治療内容については、ご相談ください。

歯周組織再生療法の
種類・料金

エムドゲイン

重度の歯周病によって破壊された歯周組織(歯を支える組織)を、エムドゲイン・ゲルという薬剤を使用して再生させる治療法です。この治療で歯茎の状態が改善されるとブラッシングがしやすくなり、プラークや歯石が溜まりにくくなるため、歯周病の進行や再発のリスクを低減できます。

エムドゲイン 55,000円(税込)

治療の期間・回数:2週間、2回
リスクや副作用:完全に組織が元通りになるわけではありません。組織が再生するまで数か月かかります(期間は個人差があります)。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。喫煙している方は期待通りの効果を得られない場合があります。

人工骨移植(βーTCP)

あごの骨が失われた部分に人工骨を移植し、骨の再生を促す治療法です。その人工骨材料であるβ-TCPは、体内への融和性が高く感染症のリスクも少ないのが特徴です。

人工骨移植(βーTCP) 55,000円(税込)

治療の期間・回数:2週間、2回
リスクや副作用:手術後には出血や腫れ、あざが見られることがありますが、時間が経つにつれて徐々に回復します。

歯周組織再生療法治療の
よくあるご質問

歯周組織再生療法は痛みがありますか?

治療の際はしっかりと麻酔を行いますので、手術中の痛みは心配ありません。ただし、外科的処置を行った後は、麻酔が切れると痛みや腫れが出る場合があります。痛みが強い場合には、処方した痛み止めの飲み薬を服用いただきます。

歯周組織再生療法は健康保険が適用されますか?

歯周組織再生療法には「リグロス」や「エムドゲイン」といった薬剤を使用する方法、ご自身の骨を移植する方法、特殊な膜を使用する方法などがあります。これらの治療法は、ほとんどが自費診療です。ただし、「リグロス」を使用した治療は、条件を満たした場合のみ健康保険が適用されます。

歯周組織再生療法を保険診療で行った場合、費用はどのくらいですか?

3割負担の方なら、およそ20,000円前後です。

重篤な歯周病をお持ちの方は、浜松市中央区にある「医療法人社団誠和会 浜松みなみ歯科」で歯周組織再生療法をご検討ください。より専門的なアプローチで、歯周病の改善を目指します。

歯周組織再生療法の流れ

歯肉切開

治療する部分に麻酔をした後、歯肉を切開します。

根面清掃

歯肉を開き、歯根や骨を露出させます。
歯根の表面をきれいに清掃します。

薬剤の塗布

骨の再生を促す薬剤を塗布します。
移植骨を骨欠損部に置きます。
その後、歯肉を戻し傷口を縫います。

抜糸、歯周検査

7〜10日後に抜糸します。
抜糸後、1〜3ヶ月後に歯周検査を行います。

浜松市中区の歯医者 - 浜松みなみ歯科

医療法人社団誠和会 浜松みなみ歯科 院長 丹羽 堯彦

資格

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

053-461-3939

診療時間

 
午前
午後

午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30

休診日:日曜・祝日

053-461-3939

〒430-0852
静岡県浜松市中央区領家1-1-8
向宿町交差点を南へ1分
駐車場9台完備