歯と歯茎の境目の深さを測る検査で歯周病の進行度を確認します。また、レントゲン撮影であごの骨の状態も把握。お口全体(歯・あご・骨)を1枚に映し出す「パノラマレントゲン」と呼ばれるものを使用します。
お口の中をカメラで撮影する口腔内写真は、必要に応じて撮影します。
これらの検査結果をもとに、患者さま一人ひとりの治療計画を立案。初診時には検査結果をお見せしながらご説明し、基本的には印刷してお渡ししています。
歯科衛生士が、鏡を見ながら歯垢や歯茎の腫れている部分を一緒に確認し、正しいブラシの当て方を練習します。毎日のセルフケアは最も重要な要素だからこそ、丁寧な指導を大切にしています。
歯の表面に付着した歯石を取り除く処置です。軽度の歯周病であれば、このステップで改善が見込めることが多くあります。
基本治療後に改めて検査を行い、改善度を確認します。歯茎の溝の深さや出血の有無、骨の状態から判断し、結果を患者さまにご説明。この段階ですと、「ブラッシング時の出血が減った」という変化を実感しやすくなります。
改善が確認できた場合はメインテナンスへ移行します。
歯茎の溝の内部に入り込んだ歯石や汚れを取り除く処置です。スケーリングでは届かない深い部分に対応し、中等度以上の歯周病の患者さまに実施します。
基本的にお口全体を4回に分けて行いますが、患者さまの状態によって2回から5回になることもあります。
歯周病の治療は、担当者の知識と経験によって結果が大きく変わります。当院では、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」である院長が治療全体に関わる体制を整えています。
初診時の説明と治療計画の策定は院長が担当します。
スケーリングやSRPの前には患者さまのお口の状態を確認して歯科衛生士へ指示を出し、処置後は毎回、院長自身がチェックを実施。
一般的な医院では歯科衛生士に処置を任せきりになるケースもありますが、当院では日本歯周病学会認定「歯周病専門医」が治療方針の決定に関わり続けます。
すべての患者さまに画一的な検査を行うのではなく、一人ひとりの状態に応じて「必要な検査」と「不要な検査」を見極めています。過剰な検査は、時間的にも費用的にも患者さまの負担になるからです。
日本歯周病学会認定「歯周病専門医」だからこそ、「必要な検査」と「不要な検査」の見極めができるのです。
当院の歯科衛生士は、個人のスキルに応じた院内研修でSRPなどの技術指導を受けています。院長による技術チェックに合格した衛生士のみが処置を担当するため、安心感を持って治療をお受けいただけます。
再評価の検査で4〜5mm以上の歯茎の溝の深さが残る場合は、以下のより専門性の高い治療への移行を検討します。
こうした治療は、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の院長が得意とするところです。
いずれも検査結果をもとに院長が判断し、患者さまにご説明の上で治療方法を選択します。外科処置が必要かどうかは、精密な検査結果にもとづいて判断しています。
歯周基本治療で状態が改善した後も、2〜3か月ごとのメインテナンスが必要です。
メインテナンスは「歯周病が治って治療が終わったから通う」ものではありません。「治療を継続している状態」なのです。
一般的にメインテナンスは「予防やクリーニング」と捉えられることが多く、患者さまが歯周病の数値や歯茎の溝の深さを十分に意識しないまま、なんとなく通い続ける状態になってしまうケースがあります。
その結果、「もう治った」と安心して通院が途切れ、歯周病が再発したり悪化したりすることも少なくありません。
この状態は「ダイエットのリバウンド」に例えられます。いったん痩せても、その後も食生活や運動への意識を保ち続けなければ、すぐに元に戻ってしまいます。歯周病も同じです。「治療を継続しているんだ」という意識がなければ、再発は容易に起こります。
だからこそ当院では、「メインテナンスは歯周病治療の延長である」と患者さまにお伝えし、認識を大切にしていただくようにしています。その意識が歯周病の再発を防ぎ、できるだけ長くご自身の歯を守ることにつながると考えているからです。
定期検診に移行するまでの目安は、歯周病の進行度によって異なります。
ただし個人差がありますので、あくまでも目安としてお考えください。この期間を経た後、定期検診へと移行します。
歯茎の腫れや炎症が強い状態のまま深い部分の歯石をとろうとすると、痛みを感じやすい傾向があります。そのため当院では、まず目で見える範囲の歯石を除去し、日々のブラッシングで歯茎の炎症を落ち着かせてから、深い部分の歯石を取り除く手順を踏んでいます。
炎症が落ち着いた状態であれば、処置時の痛みを最小限に抑えられ、麻酔を使用しなくて済むほどのケースもあるほどです。もし痛みを感じた際は、遠慮なくお申し出ください。
歯周病の進行度によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
なお、基本治療が終わって歯茎の状態が改善された後が、本当のスタートです。歯周病は生活習慣と深く関わる病気で、自覚症状がないまま再発・進行しやすいという特徴があります。
せっかく良い状態を取り戻しても、そのまま放置すると元の状態に戻ってしまいます。ご自身の歯を長く守るためには毎日のブラッシングを続けるとともに、数か月に1回の定期的なメインテナンスを継続して受けることが大切です。
軽度の歯周病であれば、歯周基本治療によって症状が改善するケースは多くあります。ただし、すべての患者さまに同じ効果が出るわけではありません。
歯周ポケットの深さや歯周病の進行度によっては、レーザー治療や外科的な処置が必要になる場合もあります。まずは現在のお口の状態をしっかり確認した上で、治療方針をご提案します。
治療後も、2〜3か月ごとの定期検診(メインテナンス)が必要です。これは「治療が終わった」状態ではなく、「治療を続けている状態」です。
毎日のご自身でのケアと定期検診の両方を続けることで、初めて歯周病の進行を防げます。歯周病は一度よくなっても、ケアを怠ると再び悪化しやすい病気です。長く健康な歯を守るために、定期的な来院をおすすめします。
歯周基本治療は健康保険が適用される保険診療で行えます。費用面でのご不安がある方も、お気軽にご相談ください。
浜松市中央区で歯周基本治療ができる歯医者さんをお探しなら、ぜひ当院へ。「医療法人社団誠和会 浜松みなみ歯科」では、詳細な検査と丁寧なケアでお口の健康を守ります。
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午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
休診日:日曜・祝日